

Lesson7:犬に食べさせてはいけないもの「危険度A」
|
危険度Aの食べ物などと、その危険性
犬のタマネギ中毒の危険があるもの
タマネギ中毒は、犬の赤血球を破壊し、中毒死を引き起こす危険性があります。
少量の摂取であれば心配はありませんが、愛犬の体重1kgに対し、20g以上の接種が危険量の目安ですよ。
症状が出るまで、1日〜数日かかる事が多いため、摂取量に不安がある時は、すぐに病院へ!
犬のチョコレート中毒の危険があるもの
チョコレート中毒は、チョコレートに含まれる「テオブロミン」という成分が危険なのですが、
コーヒーなどに含まれるカフェインは、その親戚のような成分で、共に同じような中毒症状を引き起こします。
危険量の目安は、愛犬の体重1kgに対して、50g〜100g程度のチョコレートです。
カカオ成分の多い苦めのチョコレートの方が、テオブロミン含有量が多いので、危険度が高まります。
ちなみに、一般的な板チョコの重さが50〜60g程度ですね。
トキソプラズマ病の危険があるもの
- 生肉(特に豚肉や鶏肉)
健康な成犬であれば、症状が出ない事も多いのですが、
子犬や愛犬が体調を崩している時(免疫が落ちている時)は、注意してあげてくださいね。
犬が食べてはいけないものについて
「犬が食べてはいけないもの」の講義では、
人が普通に食べたり、触れたりしているものでも
犬にとっては中毒を起こしやすい危険な食べ物や植物や生物などを、
3段階の危険度にわけて紹介しています
>> 危険度A >> 危険度B >> 危険度C
しかし、危険度は愛犬の体質や体格などの個体差や、口にした量などが大きく関係してきます。
ですから、危険度Aでも大丈夫な場合、危険度Cでも重症になる場合があります。
食べてはいけないものを口にした時は、その後の愛犬の様子に注意してあげてくださいね。



