Lesson3:猫マーキングのしつけ2
マーキングの状況に応じた環境対策
愛猫のマーキングは、どんな様子かをしっかりチェックして対策を!
数か所の決まった場所にマーキングを繰り返す場合
●フードボウルや水を置いておく
猫も犬も、外敵に居場所を知られたくない寝床や餌場(無防備になりがちな場所)には、トイレやマーキングをしない習性があるので、
現在のマーキングの場所を餌場と理解させることで、
マーキング欲求が和らぎます。
この場合、今度は別の場所に繰り返してイタチごっこになる場合も多いのですが、その都度、フードボウルなどの場所を変えて、負けずに戦い続けましょう!
●しっかり消臭を行う
猫は、自分のマーキングの臭いが残っている場所に「ニオイ誘導」されて、同じ場所にマーキングを続ける習性があります。
この場合、ニオイをカバーするタイプではなく、ニオイを発する「有機物」自体を分解消臭する、
本当の意味での消臭剤でニオイを消すことで、改善する事が多いものです。
ただ、この場合、猫ちゃんの性格によっては、必要な場所のニオイを消された事で、
やっきになって、ニオイつけを繰り返す場合もあります。
といって、愛猫の宣戦布告?をそのままにはできませんから、
当分は猫と飼い主さんとの根気比べで戦います。
頑固な猫ちゃんの場合は、長期戦を辞さない覚悟で!
どうしても、その場所でのマーキングを辞めない場合の最終手段としては、
その場所を「嫌な場所」にしてしまう方法があります。
例えば、そこに近づくと嫌な音がする。嫌な質感の物がある・・などです。
市販の忌避剤などがお役に立つこともあれば、防犯センサーなどを利用して、急に電気がついたり、
音を立てるようにするなど、色々な方法を試してください。
その場所にマーキングできないように、周りに物を置いてしまうのも、良い方法です。
マーキングする場所が決まっていない場合
マーキングの場所が定まっていない場合は、
まだ猫ちゃん、子猫ちゃんの「マーキングの習性」が定着していないのかもしれません。
その都度、しっかり消臭や環境を整えることで、癖が定着させないように対策をすると良いでしょう。
子猫限定!?マーキングのしつけ
犬と違って、本来群れで生活をする習性の無い猫ちゃんは、
リーダーの指示に従おうとする本能(習性)自体がありません…
と、お伝えしましたが、子猫の場合は例外です!
子猫は、母猫に従う習性がありますから、
母代わりの飼い主さんの指示を一番、
受け入れやすい時期でもあります。
上記までのマーキング対策と共に、
犬のマーキングのしつけ方法をご一読のうえ、
一緒に実践していくと良いですね。
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