Lesson4:ハムスターとお風呂
基本的に、ハムスターにいわゆるお風呂(水やお湯に浸かるお風呂)は必要ない(入れてはいけない)と言われていますが、それはいったいどうして?また、ニオイ対策はどうしたら良いのでしょうか・・? |
ハムスターにお風呂が要らないわけ
砂漠などの乾燥地帯の土の中で主に暮らしていたハムスターには、元々、水浴びなどの習慣がありませんでしたので、体が水にぬれることに対して、非常にストレスを感じるようです。
また、ハムスターは体温調節をするのも精一杯の小さな小さな動物である上、濡れる事を想定していない乾きにくい毛質ですから、お風呂に入れると死に至る事さえ少なくはありません。ハムスター自身で毛づくろいをしますから、水やお湯に浸かるようなお風呂は必要ない訳です
◆ お風呂の代わり 砂浴び
お風呂がNGのハムスターですが、砂浴びは大好きです!
ハムスター専用の物の他、鳥用の焼砂なども売っていますので、ボウルなどに入れてあげると、嬉しそうに楽しむカワイイ仕草が見られるかもしれませんね♪
砂浴びは、体についた汚れを落とし、穴を掘るという本能を満足させる、ストレス発散にもなります
砂を掘る際に飛び散りがちですから、蓋のある専用ケースや、虫カゴなどが便利です。湿気を嫌がりますので、2週間に1度程度を目安に乾いた砂に取り替えてあげましょう
◆ ハムスターのニオイが気になる時は
もし、ニオイが気になる場合は、体臭ではなく、足裏やお尻、お腹周りなどが糞やおしっこで汚れている場合が多いようです。砂浴びではとれない油汚れなど、どうしても洗う必要があるほどに汚れてしまった時は、薄めたシャンプー水などで、汚れた所だけを拭き取ってあげると良いですね。
おしっこや糞などで汚れてしまった時は、薄めたシャンプー水で拭き取ってあげた後、
数回にわけて、消臭効果の高い消臭剤でふいてあげると良いでしょう
ただし、ハムスターは大変小さくか弱い動物です。
ちょっとしたストレスでも命に係わりがちですから、体を拭くのも、ハムスターが家に慣れているかどうかや、その個体の性格を十分考慮して欲しいものです
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