Lesson６：マズルコントロールのしつけ

マズルコントロールは、服従訓練の中でも特に噛み癖や歯磨きなどに有効なしつけです。子犬を迎えたご家族は、抵抗が激しくなる前の、少しでも早いうちに始めることをお勧めします。（必ず子犬が家に慣れてからのスタートです）

マズルコントロールとは

マズルコントロールは、元々母犬が子犬に対して行っていたしつけで、母犬が子犬のマズル（口吻）を口にくわえて教えます。それを、飼い主さんが母犬の代わりとなって、教えてあげるわけですね。
すこしでも早い時期のスタートが良いのですが、すでに成犬で抵抗が激しい場合は、飼い主さんが怪我をする恐れもありますから、様子を見ながら、少しずつしつけて行くと良いでしょう。

マズルコントロールでのしつけ方法

１）愛犬のマズル（口吻）を手で包むことからスタートします。

２）少し慣れてきたら、その状態で、左・右、上、下など色々な方向に操られても、我慢できるようにしつけていきます。

３）最後に、手で愛犬の口を開けて我慢できるようになれば、マズルコントロールのしつけは出来たと考えてよいでしょう。

犬も、虫歯や歯槽膿漏などになりますので、マズルコントロールの訓練と一緒に、毎日の歯磨きにも慣れさせていきたいものですね。特に、子犬の時期のふやかしたフードや、ウェットフード、手作り食は歯に汚れが溜まりやすく、それが歯石となり、歯槽膿漏の原因となります。

上手に出来るようになっても、歯磨きは毎日するべきケアです。毎日の歯磨きで、マズルコントロールも出来ますから、一石二鳥ですね。＾＾

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