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【愛犬が普段過ごす時用】
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Lesson9:犬のカラー(首輪)の種類と選び方
愛犬にはどんな首輪が必要?
愛犬のカラー選びは、お好みで選ぶのも楽しいですが、
用途を知ることで、ワンちゃんはもっともっと、
快適に過ごすことができるかもしれません
そこで、まず考えて欲しいのが、その「用途・目的」です
室内飼いの犬の場合は、家の調度品などにひっかかって首を傷めたり、家具を引っ張って下敷きになるなどの「事故防止」になる カラー(首輪)を選びます
室外飼いの場合は逆に、簡単に外れたり、切れたりして、
迷子になったり、交通事故にあうことのないよう、十分な強度が必要ですね
首輪の素材で選ぶ
カラー(首輪)の素材も、色々あります
- 革製(レザー)
金属製に次いで丈夫ですが少し重め 水分に触れると傷みやすい - ナイロン製
それなりに丈夫で軽めだが、静電気が起きやすい - 布製(コットンなど)
とても軽いが耐久性は弱く、噛みちぎられることも・・・ - 金属製
もっとも丈夫にできているが、重い
しつけに用いられることが多かった
金属製は、ネックレス・チョーカー風などのおしゃれで、 強度もあまりないタイプも増えていますネ
用途別の首輪種類
【愛犬のしつけ用】- チョークカラー
一般的に金属製の鎖でできていて、強く引っ張ると首がしまるようになっている
→けがをさせないよう、取扱いに十分な注意と知識が必要です - ハーフチョークカラー
チョークカラーの半分(喉に当る部分)がレザーでできているので、 取扱いが楽になっています - ヘッドカラー
マズル部分に輪をかけるようになっていて、犬が強く引っ張ると、
顔が左右のどちらかに向いてしまうので歩きにくい、という仕組みです
吠え防止の口を塞ぐタイプではありません
【愛犬が普段過ごす時用】
- ブレイクアウェイカラー
何かに引っかかったときなど、怪我をしないよう、 簡単に壊れるようになっています - 丸革タイプ
通常の平革タイプのカラーを丸めたような作りで、
首にあたる面積が少なく滑らかな肌触り 被毛の擦れも少なくてすみます - 平革タイプ
革に限らず、ナイロン・布で一般的な、昔からある定番タイプ - ハーネス(胴輪)
カラー(首輪)ではありませんが、胴に装着するタイプで、 リードと一体型のものも多い
→しつけ用に使う方もいますが、逆にひっぱりやすくて、 逆効果とも言われています
ちなみにこのタイプは引っ張ると足の付け根部分が引っ張られます。
その為、引き癖があるペットちゃんに使用すると、 関節が開きがちになり、骨格によくないと仰るドクターもおられますね
ですが、足腰が弱くなったペットちゃんの介護サポートには、 強い味方となり、活躍しています
愛犬のカラーのサイズの測り方
愛犬のカラーのサイズを計るには ひもやメジャーを使いましょう
測るときは、首に指2本が入る程度の余裕をもって測ります
犬種や体重で選んでしまうと、かなり個体差がありますので、
大失敗をすることもありますから、気をつけたいですね