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Lesson7:耳の臭いとお手入れ方法
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気候の違い
海外からやってきた、色々な犬種見かけるようになった日本。
日本の気候に適した日本犬と違い、洋犬の多くは、耳の中に雨や雪などが耳に入り込まないように、耳の穴の皮膚から、たくさんの脂が出るようになっています。
その脂に、汚れが付着し蒸れる事で、悪臭を放ってしまうんです…。
特に猟犬・水猟犬に多い垂れ耳ちゃんの場合は、湿気が耳にこもりがちなんですよ。
お耳を痒がる時は?
愛犬が耳を痒がっているサインは、頻繁に足で耳を掻く事のほか、頭をしきりに振るなどの行動が目安になります。
耳から、妙な悪臭がしていたり、痒がっている様子があったら、まず、耳をよく調べてあげてくださいね。
ただ、汚れているだけの時は、天使の水など、除菌効果もある安全な消臭剤やイヤークリーナ—で、キレイにしてあげます。
汚れがかなり溜まっていたり、脂で耳の中の毛がこびりついている時は無理やりこすらず、多めに天使の水をシュッシュしたり、チャプチャプお耳に直接入れて、ふやかしてから優しく取り除きます。
ですが、耳の内側に、ドロっとしたものがこびりついていたり、耳の周りの毛にまで汚れたこびりついていたりする場合は、病気の可能性が高くなりますので、獣医さんに相談しましょう。
嗅覚と聴覚が、生活に欠かせない情報収集手段である犬にとって耳の病気はおおきなストレスになりますから、特に気をつけてあげたいものですね!