大事な愛犬が迷子になったら、どうしますか? 犬の放し飼い自体が少なくなった昨今ですので、 迷子自体が少なくなっているものの、突発的な事故も 起こり得ますから参考にしてくださいネ |
Lesson11:迷子防止にマイクロチップ
マイクロチップとは
愛犬の皮下に装着させる「マイクロチップ」は 殺処分される不幸な動物を減らす為にも、
役に立つといわれています
マイクロチップの大きさ
マイクロチップは直径約2ミリメートル、 長さ約8〜12ミリメートルの円筒型の器具で、
生体適合ガラスで覆われています
マイクロチップの仕組み
それぞれのチップは、世界でただ1つの15桁の番号が記録 されていて、ペットが迷子になってしまった時、保護された団体(保険所) などが、専用の読み取り機で確認することにより、その番号別に登録された飼い主が判明し、手元に戻ってくる。というシステムです
マイクロチップ注入は、主に動物病院で行われ、
費用はそれぞれ違いますが、大体5000円程度が相場のようです
マイクロチップのメリット
迷子防止には、外付けの探査機なども知られていますが、
いざという時の、電池切れの問題や、探査できる距離の限界などが問題点となっています。
その点、マイクロチップは電池切れの心配がない事が、1番のメリットと言われています
デメリットは
マイクロチップのデメリットは保険所などの団体へ、
データの読み取り機設置が、まだ義務付けられていないことです
せっかく保護をされても、情報を読み取ってもらえなければ、効果は発揮できませんよね
また、与えられた「番号」は1つでも、チップの種類は1つでは なく、
それに対応した読み取り機がそれぞれ必要となってくること などが挙げられます
マイクロチップを検討する場合、近くの保健所に読み取り機があるか、
その種類は何かを確認しておくと、良いですネ
飼い主情報の登録は
飼い主さんが動物(特)D普及推進会議(AIP)のデータベースに、情報を登録することが必要で、登録料が(1000円程度)かかります
飼い主さんがお引越しをする場合は、
同じようにして、情報変更の更新手続きが必要ですよ
無責任な飼い主による、捨て犬捨て猫などの殺処分を減らすため、
ペットへのマイクロチップの埋め込みの義務化も検討されています
ですが、 上記のデメリットを考えると、まだまだ受け入れ態勢が中途半端であること、
ペットへ義務をまっとうする飼い主さんであれば、ペットを捨てたりしないので、
マイクロチップで逆に飼い主を探す必要がないだろう。といった疑問が残っています
※価格などの情報は、2012年2月の情報を元にしています