Lesson3:猫の秋に気を付けたい健康情報
リリリリリ・・・ |
猫ちゃんに多い尿石症
元々、猫ちゃんには多い尿石症(尿結晶、尿結石)
尿石症とは、尿結石が原因で排尿障害を起こす病気で、結石が膀胱や尿道にできると、
おしっこが出にくくなったり、血尿になってしまって、猫ちゃんたちを苦しめますが、
この病気、秋冬は特に注意が必要なんです!
どうして秋冬に多いの?
尿結晶ができる原因も、尿結晶の種類自体も色々ですが、
一般的に、肥満・運動不足・水分摂取の減少・栄養バランスの悪さや感染症などがあげられます
元々水分摂取がすくない猫は、尿結石ができやすい上、
秋から冬にかけては、尿結晶が出来る原因と考えられる
運動不足や水分摂取の減少、肥満などの問題が起こりやすい
ため、秋から冬にかけて、特に増えやすい病気というわけです
尿石症対策と肥満の関係
家庭において、もっとも重要な尿石症対策は「食事」です^^
バランスの良いフードを与えていても、特に人間の食べ物などの猫の体に悪いおやつで、
バランスを崩しては意味がありませんから、おやつもよく考えてあげてくださいね
肥満にも十分注意が必要です。
厳しい冬を前に、多くの動物の体は、秋のうちにできるだけ多くの栄養を体に蓄えようとします
その本能のままに、要求されるだけ与えていると、尿石症だけでなく、
万病の元となる肥満の原因になりますから、しっかり、体重管理をしてあげてください
結石の蓄積をふせぐ
最後に、小さな結石がおしっこと流れて、体に蓄積されないように、
トイレのしやすい環境作りも、心がけましょう
寒くなると減ってしまう水分摂取ですが
、時には骨やお肉でとった「だし」なら飲んでくれる場合も多いようです^^
遺伝などの体質にも大きく左右されがちな尿石症ですので、
結晶ができやすい体質かな?と思ったら、そういった「だし汁」なども積極的に取り入れて、
結晶・結石が流れていきやすい工夫もいいですよ
家でできる工夫を色々取り入れて、秋も元気に過ごせますように!