Lesson2:猫の夏に気を付けたい健康情報
春、夏、秋、冬・・・ |
猫との暮らし、夏の注意点
猫は犬に比べて、比較的暑さや渇きに強い動物ですし、涼しい場所を見つけるのが得意!
ですから、熱中症にはなりにくく、夏だからと神経質になる必要はあまりないものの・・・
ねこちゃんの熱中症対策
暑さに 強い猫ちゃんが熱中症になり理由は下記のケースが多いようです- 長時間、暑い場所から逃げられない環境に置く
- 屋外で直射日光を長時間浴びる
- 気温や湿度の高い場所に居る
主に、飼い主さんのお買い物中、猫ちゃんを車でお留守番させてしまうなどの「油断」による事故が毎年多く発生しています
愛猫の体がかたくなってグッタリ、呼吸困難、舌を出して荒い呼吸が続く、
多量のヨダレが出るなどの時は熱中症の初期症状です
そんな時はすぐに体を冷やして、動物病院へ。
嘔吐や下痢、チアノーゼが起こると重症に近い状態です
一刻も早く動物病院へ!
暑さに強いとはいえ、体に体温調整の為の汗腺が殆どありませんので、
新鮮な水をいつも飲めるようにしたり、涼しい場所を探して移動できる「行動範囲」を与えておくことは、とても重要です
食中毒に気を付けて
梅雨から夏にかけては菌が増殖しやすい季節です
お水はつねに新鮮なものを与えましょう
フードボウル、ウォーターボウルは共に清潔に・・・
気まぐれ猫ちゃんの居るお宅では、キャットフードをいつでも食べられる状態にしているご家庭が多いようですが、夏はあっという間に菌が繁殖して、とても不衛生!
食中毒などの原因になりますので、猫ちゃんのご飯は時間を決めて、
食べなかったら、一度下げてしまって、冷蔵庫などで保存しましょう
※出したキャットフードは、その日中に消費が基本
体力を奪われる夏の時期は、体を動かさずにいることが多いので、その他の季節に比べて食も細くなりがちですから、冬に比べて食べないからと心配して、ずっとキャットフードを置いておく必要はありません。
(食べる量の減少が正常な範囲かどうかを、判断してくださいネ)