Lesson4:犬のトイレはどこに置く?
ワンちゃんのトイレはどこに置くべきか・・・?来客の事を考えると、あまり目立つところに置くのも嫌だし、キッチンでは不潔だし、といって、洗面所に置くには少し遠すぎる?色々悩んでしまいますね^^
今回は、ワンちゃんのトイレを置く場所についての講義です。
最近では、トイレ一体型のケージ(サークル)も多く見かけますね。
便利で良いと思うのですが、しつけの意味で言えば、犬の習性に合うタイプのトイレではありませんので、愛犬を悩ませてしまうかもしれません。
「ここは、トイレなの?それとも寝床なの?」・・と。
一番良いのは、まだトイレトレーニングが完了していないワンちゃんの場合は、トイレシーツを引けばいっぱいになる程度のサークルやケージの中に、シーツを敷くのが一番です。
「トイレはここよ」と教えて誘導した後に、動いてはみだしたりしにくいからです。
犬が落ち着くトイレの場所は?
子犬の頃は、まだそんなに犬の習性が顕著にでないため、いろんな場所にトイレをしますが、ある程度大きくなると、犬はトイレの場所をいくつかに絞ります。
色々な場所にトイレをするのは、その場所に自分がいることを、敵に知られてしまうためです。
そう考えると、敵には知られたくない寝床や餌場をトイレにしない事は、想像できますよね?
だから、トイレ一体型ケージはあまりお勧めしないと、冒頭でお伝えしたのですが、では、どんな場所がトイレに良いのか?
犬にとってのそれは、開けっ広げで見通しの良い、隠れる場所がない場所であったり、外の音が聞こえやすく、ビクビクしなければいけない場所でもありません。
あまり人目につかず、静かに、落ち着いてトイレが出来る場所が一番です。
コーナーが壁になっている、お部屋の角の一角を、トイレコーナーにするなどが良いと思います。
人にとって、良い場所は?
例えば、食事中にいくらかわいい愛犬とはいえど、トイレは見たくないでしょうから、目立たない場所が良いですね。
といって、洗面所などの遠い場所に置いてしまうと、犬は人間ほどの記憶力はありませんし、視力もあまりよくはないと言われていますから、トイレを探し出すことが出来ずに、粗相をしてしまいます。
また、トイレをしたら、すぐに片づけて、ニオイが部屋に充満するのを防ぎたいもの・・・。
と考えると、やはり、普段飼い主さんが愛犬と過ごす部屋の角あたりを、トイレにするのが良いのではないでしょうか。
足をあげてトイレをするオスの犬の場合は、角に設置すれば、両面テープで、ペットシーツを貼りつけて、飛び散り防止などにも便利です。
(90度に固定できるタイプのトイレトレイもありますね)
ワンちゃんが出入りできるお部屋がたくさんある場合、出来れば、それぞれのお部屋に1つずつ、準備してあげると良いでしょう。
以上を参考にして、生活環境に合わせながら、愛犬と飼い主さんにとって良い場所に、トイレを設置できるといいですね♪