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Lesson10:肉球のひ・み・つ
肉球の役割
肉球の役割には、いくつかの説がありますが、 肉球を持つ動物のほとんどが肉食動物であることを考えるとわかりやすいようですよ
肉球の役割 その1
狩りをする時、獲物となる動物に足音で気づかれないようにするため肉球は、
音を吸収する弾力のある構造になっていると言われています
肉球の役割 その2
岩場や木の上などの、足場の悪い所から狩りをするとき、
足が滑らないように弾力のある構造になっていると言われています
肉球は、意外にニオウ・・?
さて、肉球大好き飼い主さんなら、きっと経験したことがあるでしょう・・・ペットちゃんの肉球を「プニプニ」した後、 触っていた手の臭さに驚いたことが!!
犬は人間と違って、体にほとんど汗腺がありません
その代わり、鼻の頭と肉球にその汗腺が集中していますので、お手入れをさぼってしまうと、
汗が酸化した、何とも言えないニオイ(ケモノ臭)がしてしまいます
毎日、柔らかい布を天使の水で濡らして、 きれいに拭いてあげてくださいネ
肉球も老化する!?
裸足で歩く動物の肉球は、人間よりもはるかに厚い角質層で覆われています
その上は、爪のような、かたいケラチンで守られ、その下は、脂肪が多く含まれている、弾力のある繊維が網目状になっています
人間もそうですが、赤ちゃんの足は、とても柔らかでしっとり♪
ですが、年齢とともに、多くの刺激を受けて固くなり、高齢になると固くひび割れてしまうことが多いですね
ペットの肉球も同じように、老化をするとガビガビにひび割れて、カチカチに固くなってしまいます
そうすると、脂肪の弾力の下に隠されている血液や神経に、直接刺激が届きやすくなりますので、
お散歩好きのワンちゃんが、歩くのを嫌がったり、怪我をしやすくなってしまいます
一旦怪我をすると、犬は靴下や包帯をしても嫌がって取ってしまうことが多く、
治りにくい場所ですので、ガビガビになる前からのケアをしてあげましょう
肉球のお手入れ方法
肉球専用のクリームなど、保湿成分があって、ペットに安全なクリームを塗ってあげたり、
日差しの強い時間帯や、足場の悪い場所へのお散歩を避けるなど、ちょっとした心配りで、
数年後が大きく変わってきます
肉球ケアで、いつまでも愛犬とのお散歩を楽しみたいものですね!