Lesson1:愛犬の病気のサインの見つけ方
人より小さく弱い犬だから、怪我や病気の負担は人より重く、急激に進行しやすいもの。特に、子犬の不調は、急激に悪化する事が多いものなんです。ですから、飼い主さんがいかに早く「愛犬の病気のサイン(不調や異常)」に気づけるかどうかが重要です!ポイントは2つ「元気・食欲、便と尿」です!! |
愛犬の元気がない
愛犬に元気があるかどうかを知るには、次のような事が参考になります
・大好きな散歩に行きたがらない
・じっとして、動きたがらない
・目の輝きがない
・泣き声が弱い
いつもと状態が違うときは、怪我や病気を我慢しているのかも。様子をみながら、体の隅々に怪我などはないかを調べてみましょう
いつもは大人しい愛犬が、体を触ろうとすると攻撃的な様子を見せる時は、痛い場所を触られるのが怖かったり、触っている場所が痛い場合もありますので、優しく調べてあげましょう。普段から、どこを触られても良い子に出来るようにしつけておくと、変化が分かりやすいですね
何の異常も見つからないのに、回復の様子がない時は、早めに獣医さんに相談してください
「なんでもないですよ」と過保護を笑われる方が、手遅れになるより何百倍もいい ですよね?
愛犬の食欲がない
急に愛犬の食欲がなくなった時は、病気のサインかもしれません
食欲がなくても元気があるなら、焦らずに。夏バテ程度でも食欲は落ちますから、ドッグフードの水分を多めにして、食べやすくしてみるなど、工夫してもいいですね。何日も食欲がなかったり、元気がなかったりするときは、病気を疑うことも必要です
逆に水分を多量摂取する時は、犬の糖尿病や腎不全、子宮蓄膿症など、心配される病気が多くありますから、早めに動物病院に連れて行くと良いでしょう!
便や尿の状態
人間と同じように、ウンチや尿の状態は、犬の健康状態を知るのにとっても重要!
「あ!やっちゃった!!」とあわてて片付けず、毎日、硬さや色をしっかり観察しましょうね^^
犬の良いウンチと悪いウンチ
ウンチは人間の耳たぶほどの堅さで、つかんでも壊れないくらいがベスト!子犬の時期は、それよりゆるめである事が多いです。
前日に食べた物によっても、色などは異なり、ニンジンを多く食べると、赤っぽかったり、骨を食べると、パサパサウンチだったり・・
また、生後間もない子犬は、構われすぎるなどのストレスでも、すぐに便に血が混じったりするほどデリケート・・。注意してくださいネ!
犬のオシッコで不調を見抜く!
オシッコで愛犬の不調を知るためには、回数が異常に増えたり、減ったりしていないかに注目です
また、血が混ざっていたり、普段とは違う嫌なニオイがするようだったら要注意!
うんちと同じように、前の日(前回)の食事内容によっても変化がありますから、おしっこ自体、嫌なニオイであるのは当たり前なのですが、「いつもとは違う。何か変!」と感じられる「嫌な臭い」なのか、そうでないのかも、注意して観察してくださいね
時々、愛犬の様子をお知らせいただき、病院に行くべきかどうかの相談をいただきます
ですが、私はそのワンちゃん「日常」を知りませんから、それが異常なのかどうかの判断はできません
そして、ドクターでもありません
ワンちゃんの一番傍で様子を見ているあなたが「異常」と感じたら、どうぞ早めの受診を!!
犬の健康管理学科 第1回目のレッスン「愛犬の病気のサイン」はこれでおしまい!
参考になることはありましたか?
飼い主さんと愛犬との暮らしが、ますます快適になることを、心から願っています!!
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