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Lesson2:猫の爪とぎ対策のしつけ
バリバリ、ガリガリ、お部屋の大事な家具や壁紙を、傷つけてしまう「猫の爪とぎ」・・。 |
猫が爪で家具や壁を傷つけないしつけ
猫が爪を研ぐのには、猫が生きる為に重要な「爪のお手入れ」と「マーキング」という、の2つの大切な意味があるんです。ですから「爪とぎ」自体を辞めさせずに済むしつけが大切ですね
@ 猫のしつけの第一歩は、環境つくり
爪とぎは、猫ちゃんにとって大事な事ですから、猫ちゃんが必要な事を取り上げると言う考え方ではなく、
べつの提案をしてあげると良いようです。具体的な例をあげてみましょう
- 猫ちゃんが気に入る質感の「爪とぎ」を準備する
- 気に入った爪とぎを、気に入る場所に設置する
- お気に入りの爪とぎ場所に透明シールなど貼って、ツルツルにする (これ以上、そこで爪を研げないようにする)
猫ちゃんがその爪研ぎを気に入るかどうかは、色々試してみるしかありませんが、
実際に爪を研いでいる場所の質感などを確かめて、探してみると良いでしょう。
A(いけない場所で)爪を研ぐ→嫌な事があると理解させる
家具や壁など、ねこちゃんが困る場所で爪を研ごうとする度に、猫が嫌がる音を出しておどろかせたり、
こっそり隠し持っていた水鉄砲で脅かすなどして、
「爪を研ぐと嫌な事が起こる」と関連付けて理解させてあげることも効果的です。
出来るだけ、飼い主さんがやっていることがばれない様にすると、より、効果的です。
B その行動をすれば良いことがあると理解させる
上記Aとは真逆になりますが、猫ちゃんが「準備してあげた爪とぎ」で爪をガリガリしたら、
ご褒美におやつをあげるようにすると、「この爪とぎで研ぐといいことがある」と関連付けして覚えます。
ただ、いつもご褒美おやつでごまかしていると、おやつをあげなければ迷惑行為を繰り返す「知能犯」も居ますので、あまり、ご褒美に頼りすぎるのは、よくない場合もあるようです。
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