猫ごはんのしつけ（結石症予防）│ペット大学

Lesson13：猫の食事のしつけ

　

臭いお部屋の原因になりがちな猫ちゃんのごはん。 ダラダラ食べで出しっぱなしは、NGですよ！

猫のごはんの食べ方は？

猫ちゃんは元々、遊びながら食事をする習性があります
いわゆる「ダラダラ食べ」と言われる食べ方です

そのため、飼い主さんはいつでも猫ちゃんがご飯を食べられるように、1日中、キャットフードを出しっぱなしにすることが多いようです

「ダラダラ食べ」は、外敵に餌をとられることがない「安心」の証拠とも言えるのですが、実は、あまり健康にとってはよくありません

ダラダラ食べと猫の結石症の関係

猫ちゃんが結石症になり易い事は有名ですね

元々、猫の祖先は水分摂取が難しい砂漠出身です
そのため、水分を多く摂取しないので、濃縮された尿が結晶化しやすい傾向にあります。

猫ちゃんのおしっこのニオイが特に強いのは、このせいでもあります。

更に、猫の尿道結石の原因の多くは、
ストラバイト結晶なのですがダラダラ食べでいつもお腹が満たされている状態だと、
尿がアルカリ性に傾き、尿が結晶化しやすいのです

逆に、空腹時の尿は酸性に傾きますので、結晶化しにくい尿になるんです

一度に大量にご飯を食べるのは、猫ちゃんの習性的には難しく、
消化器官にも負担がかかってしまいます

ですから大事な愛猫の健康の為にも、出来れば食事は1日に２〜３回に分けて、
1度に食べきれる量を与えて尿がアルカリ性だけでなく、酸性になる状態を作れる状態に、
しつけてあげたいものですね

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