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Lesson21:猫のパルボウイルス感染症

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ペット大学 学長湯浅
ワクチン接種で防げる事の多い病気の1つ パルボウイルス感染症って、どんな病気?


猫のパルボウイルス感染症には、 腸の粘膜がひどくただれる消化器型と、
急性心不全で突然死する心筋炎型がありますが、ほとんどは消火器型です
昔は「猫ジステンパー」とも呼ばれて 恐れられていた病気なんですよ



パルボウイルス感染症の症状

消化器型は、通常4〜7日間の潜伏期間の後、突然激しく嘔吐し、黄灰色や血のような悪臭のある下痢便することが多いようです
嘔吐と下痢を繰り返すために脱水症状をおこし、子猫の場合は死亡率が高くなります




何が原因でかかるの?

感染した猫の便や嘔吐物、汚染された食器、また感染した猫に触れた人の手や衣服などから経口感染します

パルボウイルスは自然界で半年〜1年はそのままの状態で生存できます
そのため汚染された飼育環境の消毒が不十分の場合には、他の猫にも感染が及ぶことがあるんです

また、感染猫がキャリア(ウイルスの運び屋)となって、
発症せずにウイルスを排せつしていることもあります

どこで、猫から猫、猫から人を介して猫へ・・と、
どのようにして感染の輪が広がっていくか分からないから 怖い病気でもあるんですね




どんな治療方法があるの?

パルボウイルスに有効な薬剤は、残念ながらありません(2015年9月現在)
そのため脱水症状や ショック状態をやわらげる支持療法をおこないます

脱水症状の回復治療を中心に、輸液と栄養分の補給をおこない、
また、二次的な感染予防として抗生物質を投与します

なお、治療の間は絶食させることになります




パルボウイルスにかからない方法(予防方法)

定期的な猫のワクチン接種で予防する事が効果的です
定期的に健康診断を受けて、適切なワクチンの接種時期や回数について獣医師に相談することが大切なんですよ

成猫になれば、年に1回のペースでワクチンを接種します
とはいえ、ワクチンの予防効果は100%ではありません。

子猫を飼う前に、子猫の育て方、健康管理、病気予防について、
気軽に相談できる、かかりつけの動物病院を探しておくことも大事なことですネ
飼い主さんとドクター、猫ちゃんとドクターの相性を考える事も大切です
体調が悪くて大変な時は特に、相性の良いドクターが居てくれたほうが、
スムーズに 診察、治療を行えます
逆に、愛猫と相性の悪いドクターの場合、暴れて診察だけで疲労し、
ますます体調を崩してしまう場合だってありますから、気をつけてあげたいですね




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